FXと外貨預金の違い


たくさんある外貨商品のなかでも一番よくFXの引き合いにだされるのは外貨預金でしょう。
では、外貨預金とFXの違いはどこにあるのでしょうか。答えは以下の4点です。

1.「買い」「売り」の機動性
 銀行が扱っている外貨預金は「外貨を買い」から始めることしかできません。そのため、円高傾向の局面にあるときに外貨預金をすると損失を出してしまうので外貨預金をはじめることができません。また、ネットバンキングの充実していない金融機関では契約解約ともに窓口扱いになり、手続きが面倒です。
 一方FX(外国為替証拠金取引)は「売り」から始めることができるため、日本円に対して外貨が下落傾向にあるときにでも外貨を「売って」日本円を買うことで利益を得ることができます。FXはすべてオンラインで簡単に始められ、いつでも取引ができるため、夜中であっても収益機会をのがしません。
 また、FXと外貨預金の決定的な違いは「外貨預金にない多彩な注文方法」です。今では多くのFX会社は独自で便利な注文方法を開発しており、パソコンの前にいなくても為替レートが予め決めていたレートにヒットすると自動的に注文がだされるオート注文機能などがあり、ずっと取引画面をみていなくても簡単に取引ができて非常に便利です。

2.レバレッジ
 FXにはあり外貨預金にはない「レバレッジ」。レバレッジとは「テコの原理」を用いた投資方法で、例えば1ドル100円のときにレバレッジ100倍でFXをするということは1万円の取引保証金をFX会社に差し入れして100万円の資金を動かすことができるということなのです。
 つまり、外貨預金では100万円分の外貨を買いたいと思ったら100万円の用意をする必要がありますが、FXにおいては上記例では1万円を用意すればよく、小額資金をいかして大きく動かせるため資金効率が非常に良い外貨投資商品です。

3.コスト
 外貨預金でもFXでも日本円を外貨に、外貨を日本円に、そして外貨から他の外貨にする際のエクスチェンジコストがかかります。このエクスチェンジコストが少なくてすむのがFXなのです。
 例えば、都市銀行で1ドルの外貨預金を買おうとしたら1円のエクスチェンジコストがかかります。しかし、FX取引では最小1銭ですむのです。この差は大きいですよね。

4.金利
 銀行の外貨預金は毎日金利がつくのではなく、ある一定期間の預金に対して金利がつきますが、FX取引では毎日○時になるとスワップポイント(金利)が付与されると決まっています(各会社により異なりますが、6時が多いです)。そのため、高金利通貨を買って毎日つく金利でお小遣い稼ぎをすることができます。最近ではスワップポイントだけを出金できるFX会社もありますので、大変便利です。ただし、日本円よりも高金利通貨を「売り」ポジションでスワップポイントが決定する時間を越すとスワップポイントの支払いが発生します。
しかし、輸出の半分以上が鉱物を中心とした天然資源であり、輸出先が日本、中国を中心としたアジアが多いため、資源価格とアジア地域の景気に左右されやすい通貨であることに注意が必要です。
スワップ金利の高いFX会社で中長期保有目的で取引をされる方におすすめの通貨です。